先日、3回目の削蹄を行ないました。
左前肢の蹄底はほぼ正常。

蹄骨が落ちていた名残の血斑が見られますが、白線もしっかり見えてきていい感じです。
装蹄師さんいわく、削っていくと『蹄骨が近いな』というような感覚がわかるそうですが、その心配はまったく感じられないと。
しっかり思いきり削れる蹄になってきたそうです。
前面の蟻洞を切り足そうとしても、前回のように蹄壁全体がパカパカ浮いてしまうようなことがありません。

スラッシュバスターでの消毒がちゃんと功を奏しているようで、蟻洞が上まで広がらずにすんでいるようです。
これくらい蹄がしっかりしてきたなら・・・・・と思い聞いてみたら、
調馬索で速歩してもよい との許可がもらえました〜

まあ、勝手に速歩&駈歩してましたけど、積極的に動かせるならそれにこしたことないですから

普通ならこれくらい回復するのに半年はかかるのに、翡翠の早さに装蹄師さんも嬉しい驚きでした。
ピンクのパッドを入れて左前肢終了。
右前肢も蹄底は問題なし。

前面を切り足していくと、スラッシュバスターが上までしみ込んでいました。

これは見えない亀裂があるということ。
スラッシュバスター、いい指標になってくれています。
こちらには青いパッドを入れて終了・・・のはずでしたが。
ここで翡翠
ブチ切れ
すでに1時間以上経過しているのでガマンの限界がきたようで、軽く立ち上がってチェーンをぶっちぎり、装蹄師さんを吹っ飛ばし、右前肢を自分の顔の高さまで大きく振り上げて激しく怒りの前がき

右前肢で前がき=左前肢が痛いわけではない、ということなので、単に肢を持ち上げられることがイヤみたいです。
相変わらず我が強いんだから

来月、治療開始3ヶ月後のレントゲン撮影の予定です。
その結果を見て、乗り始めの時期もメドが立つだろう、と。
えぇ〜、もうですか

私の心の準備の方が間に合いませんが

今日のような状態をくり返す場合もあるそうなのでまだ油断は禁物ですが、
少なくともこれまでのケアが間違っていなかったという確信が持てたことは本当に嬉しかったです。







装蹄時の写真を獣医さんにメールで送ったら、とても嬉しいお返事をいただきました。
「これだけ病変部を削っても歩様が悪化しないのは今後も順調に回復していくことを示唆している。
順調に行けば3〜4ヶ月後には騎乗再開できるかも。」と。
やった〜!と嬉しくなり、装蹄翌日早速意気込んで速歩したら、その翌日は肢が痛くなってしまった様子

まあ重症ってほどではないし、やつも大きくびっこをひくのではなく
「痛いから今日は動かない
」とガンとして馬房から出てこようとしない(でも放牧すればウロウロ自分のペースで歩くし、砂浴びもする

)っていう程度なのであまり心配ないとは思いますが。
欲をかいて焦っちゃいけないってことですな。
反省、反省








今朝はあまりの寒さに雪がちらついたようですが、午後にはいい天気

夕方クラブへ行くとまだ肢が痛いような翡翠。
ってことで今日も放牧のみ。
肢の痛い人は暴れません、と友人が言っていました。
私もそう思います。
放牧したらヒュンヒュン跳ねて、私がパドックに入っていったらタッタッタッと速歩で寄ってきて、私に向かって立ち上がって威嚇する人が肢が痛いなんて思えませんが?
ねぇ、翡翠君

でもちょっと歩き方がひょこひょこしてるので、本調子ではないんだろうなぁ。
先生いわく、「(左前肢の)穴のところが痛いんじゃないか?」と。
蹄葉炎のような、蹄骨のローテーションがおきていたりするような歩き方じゃないので、蹄が伸びてくるまで待つしかないようです。
まあ、元気ならいいか

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