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【2025/05/31 04:07 】 |
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3/22 Thu. 馬場と障碍
ご無沙汰してました。
落ち込んでいるときはなかなかブログを書く気になれず、放置してました。
すみません



今年に入ってからずっと馬場をやっていた訳ですが。
それはなぜか??


昨年末、一年間の競技が終わった時先生に言われたのです。

「障碍をやりたいなら、もう馬を変えた方がいい。
 翡翠は蹄が悪いから障碍馬としては売れないけど、
 ちょっと障碍の跳べる馬場馬としてなら十分売れるよ。」


と。


昨年の障碍の試合は失権だらけでした。
私の恐怖心が原因で失権をくり返していたら、翡翠自身も跳ばなくなってしまいました。
競技馬場に入ってスタートのベルが鳴ると、その音に反応して逃げ出そうとする翡翠。
障碍に向かっても失速して跳ばない翡翠。
失権のベルが鳴ると、急いで帰ろうとする翡翠。
せっかく茨城県大会でてんてんと楽しく跳べたのに、翡翠ではてんてんと同じように楽しく跳べないという現実がとてもショックで。
それに追い打ちをかけるような先生の言葉。。。

言われた時、自分の予想以上にショックで号泣しました。
それからさんざん考えたのです。
私は馬を変えてまで競技に出たいのだろうか?
翡翠に乗れれば競技に出れなくてもいいのか?


考えた末にたどり着いた結論が

『障碍じゃなくて馬場でもいい。
 翡翠と楽しく競技に出れたらそれでいい。』


だったのです。



そうして臨んだ今年最初の試合。
2月半ばのスクーリング。
結果はボロボロ。

馬事公苑の中でも翡翠にとっては初めての「ドレッサージュアリーナ」での試合。
20×60の中に入ることを嫌がり、隙あらば逃げ出そうとしてまったく演技にならず。
障碍じゃなくて馬場なのに、やっぱり翡翠で競技に出ることは無理なのか、と本当に悲しくなりました。


この競技会ではっきりわかったこと。
それは

『私は競技を楽しみたい。』

ということでした。

障碍がダメならとりあえずは馬場でもいい、
翡翠と競技を楽しめたらそれでいい、
馬場で頑張ってから障碍に復帰できたらいい。
そう思って馬場に取り組んでいます。
でも馬場の試合も楽しめないとなったら、たとえ普段の練習が楽しくても翡翠に乗り続ける気にはなれません。
特に馬場は本番で魅せて評価されてなんぼのおもしろさ。
クラブで2歩毎ができたって本番でまともに速歩すらできないのでは話になりません。


翡翠はアマチュアには難しい馬だ、とずっと言われ続けてきました。
その難しさは競技馬場に入ったときのテンションのコントロールであり、
それは障碍だから興奮してしまうのではなく、馬場の試合でも同じように難しいのだ、ということをこの試合で思い知らされたのです。
競技馬場でテンションが上がってしまうのは障碍物の有無に関係なかったのです。
この現実に打ちのめされた私は、しばらく乗馬拒否してました。



3月に入るとまず障碍、続いて馬場の県大会がありました。
障碍の試合は先生だけに出てもらい、様子を見て私は馬場にエントリーする予定でした。


障碍の試合直前に久しぶりに障碍を跳んだ翡翠。
昨年12月以来ですから3ヶ月ぶりです。
ここで驚くような変化が
ものすごく軽やかに跳ぶのです。
自分から障碍に向かっていくのです。
しばらく跳んでいなかったおかげで、翡翠自身がとてもリフレッシュした様子。
競技も昨年のようなおかしな雰囲気はまったくなく、すべて満点でゴールしてくれました。


その翌週には馬場の試合。
結局私も出場しましたが、慣れてる競技場のせいかスクーリングの時のような惨敗にはならず、全競技入賞してくることができました。
先生の入賞はともかく、自分の入賞は嬉しくて思わず号泣してしまいました。



次の競技はまた馬場の予定ですが、今は障碍を跳んでいます。
この日も軽くミニコースを跳びましたが、馬場をずっとやっていたせいか、人馬ともに障碍でも大きな変化が見られています。
私自身、障碍ポジションで乗るのが以前よりラクになりました。
馬場のように座りすぎないように意識しても、ちゃんと馬をコントロールすることができるようになったのです。
翡翠は自分から障碍に向かっていくようになりました。
昨年の悪夢は忘れてしまったかのようです。
駈歩のリズムもとてもよくなり、私もそのリズムをジャマせず乗れるようになった気がします。
思わぬ馬場効果にニンマリ楽しく跳んでいる今日この頃です
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【2007/03/25 01:54 】 | 障碍| comment(2)
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10/22 Sun. 夢で見たから!?
ウィーン旅行より帰国後、10月に入ってからもいつも通りに乗ってます。
不調の波を断ち切るために、いろんなところにレッスンを受けに行ったりもしています。
幸い、私の不調を心配して協力してくださる方々がたくさんいらっしゃるので、
お言葉に甘えさせていただいています


しばらく競技はないのに、今日は先生がガッツリコースを組んでいます。
なぜ??

「このコースが昨夜、夢に出てきたから。」


そ、そんな理由ですか


とある先生にもらったアドバイス;

「シートと鐙にかける比重を、もう少し鐙側を多くしてもいいと思うよ。」

というのを念頭に、フラットワークからひたすらツーポイントで乗ってみます。
その状態でコース走行してみると、調子いい!!
今日は1回も止まられずに終了し、先生からも


「パーフェクト


とお褒めの言葉をいただきました
ちびくり君に「クリニック効果、あったかな?」と聞くと

「すげーあったよ!
 止まりそうになった時、ちゃんと脚が使えてたじゃん。」


そう、回転などで『鐙に体重をかける→座りすぎない』ようにすると、止まりそうになっていざ脚を使おう!って思った時に使いやすいし翡翠の反応もいい。
それがわかっただけでも、この間のクリニック効果は抜群だわ

別の先生から教えていただいた、

「障碍なのに座り過ぎ。
 基本は座るのだけど、とりあえずそれは置いといて、ツーポイントのままコースを回れるように練習しよう。」


と言う理由がわかりました。

「止まったらどうしよう、なんて考えちゃダメ。
 向ければ跳ぶのが障碍馬なんだから。」


というのが感じられた今日の翡翠でした


「なんで今日、好調だったのかな?」

「コースが良かったから。」

え、それが理由なの?

「馬のリズムがよかったからじゃないか。
 流れが良かった。」


うん、そうかも。
その、いいリズムや流れを作れたのはやっぱり座りすぎないのと向ければ跳ぶっていう信頼感だったんじゃないかな〜。


【2006/10/22 22:14 】 | 障碍| comment(0)
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拳はフワフワオムライス♪
(注:本文とオムライスはまったく関係ありません。w)

9月に入って立て続けに競技会に行ってきました。
(詳細は競技会のページを見てくださいね。)
そこでの経験をふまえて、練習を続けています。

フラットワークでは前めのポジション手綱をいじらずシートで回転を気をつけながら駈歩。
前めの軽いシートで脚をしっかりはさんで、競技のスピードで走ることを自分の体に覚えさせています。
確かに、障碍を跳ぶ時にはこの感じの方がよさそうです☆


9/14 Thu.

低い垂直(80cmくらい)に駈歩で向かう。→普通に跳べます。
いきなり140cmくらいの高さにバーをかける。→もちろん、跳びませんが。

このとき、私の拳の変化に注目しました。
140cmに向かおうとしたとき、回転ですでに拳が固くなり、翡翠はそれに反応してちゃんと(?)失速して止まってしまいます。
跳ぶつもりで(でも絶対跳ばないけど。怖いから。w)向かうと、踏み切り直前までスムーズに近づくことができました。

同じことを80cmで再現してみます。
140cmに向かう時の気持ちで80cmに向かうと、あら、止まっちゃう。
80cmだと思って、跳ぼう!と思いながら向かえば普通に跳ぶ。

これですよ、これ!この拳!!
諸悪の根源はまさにこの『私の気持ちからくる拳の固さ』だということがよ〜くわかりました。


9/17 Sun. & 9/18 Mon.

障碍に向かった時、

拳をフワ〜ッとしろ!!

というのがこの頃の先生の口癖です。
肘を前に出してゆるめるのではなく、拳の中をフワ〜ッと軽くする感じ。
そうすれば拳が跳ぶのをジャマすることがなくなります。

この感触を体に覚えさせるため、ひたすらトリプルで練習。
踏み切りに向かったら、拳をフワ〜ッ!
トリプルの中でも、座るけれど拳はフワ〜ッのままキープ。
すると翡翠はもちろん止まらないし、着地後暴走することもないし、気持ちよく跳んでいきます。
トリプルの3つ目が100cmくらいのオクサーになってもへっちゃら。

最後に単発の垂直で同じように拳をフワ〜ッ!で跳んでみました。
単発だと始めは力んでしまって、また拳が固くなって止まってしまったけど、障碍に向かったら拳をフワ〜ッ!を意識したら普通に気持ちよく跳べました。

いかに私の拳がジャマをしていたか、この拳をフワ〜ッ!の感触を体にたたきこむことで解決していきたいと思います。


【2006/09/20 00:19 】 | 障碍| comment(2)
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8/27 Sun. 久々のコース練習
来週はローカルの競技会。
私と翡翠は、競技には参加しませんが、競技前日に行われるR先生の講習会だけ参加しようと思ってます。
毎年恒例、いつも不調の波を断ち切って上向きにしてくれる講習会なので楽しみにしています


そのためか、今日は障碍チームでコース練習となりました。
九州で頑張っているおっちゃんも久々遊びにきてくれて。
箱番なんかもしてくれました。
サンキュー


止まられたりすることもあったしいろいろ学ぶことも多かったけど、
最後の最後は気持ちよくコースをまわることができました
着地が次の入り口であることを意識してすぐに座って脚を使うこと、
これがコースの中で意識できたのは進歩だったな

・・・で、なんでうまくまわれたんだろう??とあとで考えてみると。。。

おっちゃんがいいヒントをくれました

乗り手の重心が後ろすぎ。
 気持ち前めのポジションで。


回転は外方手綱&外方脚で。
 後躯をラインにのせるイメージで。


人が踏み切りをあわせようとすると拳が固くなってしまう。
 3歩前から馬にまかせて、馬が自分で考えられるようにする。


他にもいろいろ、知識のおすそわけをいただきました
それを参考に最後に駈歩をしてみると、いままでよりもより軽い脚で動かすことができました。
最後のコースがうまく回れた時は、この状態に近かったからなんだろうな。


たまに、違う人からアドバイスをもらうといろいろ気づくことがあって助かります
【2006/08/27 21:48 】 | 障碍| comment(2)
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8/26 Sat. 力強く!
今日の昼飼いは完食
今日は涼しいから元気なのかな〜と思ったら。
実は昨日までヘイキューブだけ残していたのはおいしくなかったからだということが判明
今日の昼から新しいヘイキューブにかわったら、ペロリと食べてくれたのでした
みんな夏バテか〜?と思っていた他の馬たちも、みんな完食
あの食いしん坊ないななき君でさえ残していたというヘイキューブですから、よっぽどおいしくなかったんでしょうね〜
馬って賢いわ


ちゃんと食べてエネルギーが付いたから?
それとも涼しいから??
今日は昨日までより軽い脚で運動できました
ちょっとの蹴りで、ちょっとの鞭で、ちゃんと反応してくれます。


外方手綱をサイドレーンのように固定してフラットワーク。
内方手綱はいくらでも動かしてかまわないから、とにかく外方を固定。
そこへ馬が譲ってくるのを待つ。
そうやって馬をほぐす。

重心を後ろに集めるため、右駈歩→常歩→左駈歩・・・のくり返し。
最後は踏歩変換へ。
変換の合図も今日は息ピッタリ


障碍は単発で、リードバーは垂直の前後に2本ずつ。
着地後、すぐにその2本のバーをまたげるようにすぐに座ること。
障碍に向かう時の力強い駈歩を意識して。
着地後もすぐにその力強さに戻せるように。

『力強い』のと『(スピードが)速い』のは違う。
いつも注意されることだけど、今日はその意味がよりわかった感じ。
これも、脚への反応がいいおかげ。

今日は久しぶりにカリスマY先生がレッスンを見ていてくれました。
「馬の調子はよさそうじゃん。」との嬉しいお言葉。
あとは乗り手が頑張るのみ!!
【2006/08/27 00:46 】 | 障碍| comment(0)
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